17人普通村、17Aでの占い4人の進行。所謂初日4-1時の安定進行について

4-1白進行ってたまに話題になるけど、(軽く調べた限りは)誰も書いてないので久々に書くことにする。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

1        進行手順

前提として、占狂狼狐の内訳を濃く考えて進行する。

17Aにおける狼2騙りで4-1になることについては後述。

 

結論から書くと、

 

・初日(2日目昼)

吊り:グレラン(グレー指定でも可)

占い全員にグレー占い指示(当然対抗の○を含む)。霊能護衛指示。

 

 

・分岐A:3日目昼 占い候補が噛まれない場合

3日目(14or15人日)に占い師が●を出しているなら●吊り(パンダでも吊り)。

  • が出ていないならグレー吊りだが、よほど信用する気がない占い師の○も吊り候補に含めても可。

 

4日目(12or13人日)から占い候補を2連続で切っていく。(13人日=残6吊りでも切る)

 

要するに占い4人で信用勝負をさせるだけ。

霊能がほぼ生存したまま進むはずなのでそこまで悪くはない展開ではある。

 

狼2騙りでも占狂狼狐でも、狼側は基本占いも霊能も噛まないままゲームを進めることはほぼ不可能であるため、この展開になる可能性は自然と低くなる。

 

 

・分岐B:3日目昼 占い候補噛まれ

吊り:残った占いが出している●≧噛まれ占いの○とCO者以外から1人吊り(残った占いの○も吊り候補で考える)

残った占い師でぐるぐる対抗占い(占いa→占いb→占いc→占いa)。霊能護衛指示。

 

基本はこの進行になる。当然噛まれ占いの○に●が出ていたらそれは吊らない。

 

※初手で狼が吊れている場合

吊り:噛まれなかった占いの誰か

残った占い師で相互占い(占いa→←占いb)。護衛は自由。

 

そのまま占いをロラしてLW潜伏勝負。

 

 

・分岐B-1:4日目昼 占い候補が噛まれない場合

狼が吊れている場合、占いロラからLW潜伏勝負。

 

狼が吊れていない場合、残った占い3名を残したままグレー吊り継続(当然噛まれ占いの○のみ考慮)。

ぐるぐる対抗占い逆回し(占いa→占いc→占いb→占いa)は一応指示する。

狼が吊れた時点で占いロラ。狼が吊れないまま10人日を迎えるようなら狐盾(後述)。

 

・分岐B-2:4日目昼 2人目の占い候補噛まれ

狼が吊れている場合、破綻占い→残った占いの順で吊ってLW潜伏勝負。

 

狼が吊れていない場合、残った占い2名を残したままグレー吊り継続(当然噛まれ占いの○のみ考慮)。

狼が吊れた時点で占いロラ。狼が吊れないまま8人日を迎えるようなら狐盾(後述)。

 

 

覚えておいて欲しいのは、

・霊結果●が見えた時点で吊り数が許すなら(残り4吊りあるなら)占いロラでLW勝負に移行できること。

・狼狐をまとめて飼い、狐盾に移行できること。

 

以上2点がこの進行のメリットである。

 

 

2        解説と補足

2.1    狐盾への移行

狐盾進行については調べれば出てくると思われるので本稿では取り扱わない。

 

初日から占い師に手を付けない+対抗占いをさせないことで、3日目に噛まれ死体となった占い師が狐である可能性を排除する(重要)

=占い候補で狼狐を確保できる。

=狐盾に必要な要素が揃う。

 

結局、狼と狐を見える所に確保されていると狼側は勝つことができない。

 

村側は潜伏人外が狼1人になるまで待つことを選べる。

=狐盾の本懐(グレー数を減らした上で勝負することも狐盾の目的ではあるが)

 

通常進行で狼があまりにも吊れず、仕方なく移行する狐盾よりはよほど安定して狐盾をすることができる。

 

 

2.2    17A普通村における狼2騙りについて

よく4-1進行を議論するうえで出てくる話題が「17A普通村は初手狼2騙りが大いにあり得る」という論法。

 

別に個々人の宗教にどうこう言うつもりはないが、わかめて鯖るる鯖で17A普通村を合計2000村以上やった上で言わせてもらうなら、

 

『17A普通村で、初手狼2騙りを選択する狼は皆が考えているほどいない』

 

少なくとも、初日4-1白進行になった村においての内訳頻度は

 

占狂狼狐>>>>占狂狼狼

 

であったのは事実である。

(少なくとも私が積極的に活動していた2014~2018年においては)

 

以前に霊共スイッチの変遷を調べたようにログを全て洗うことはしないが、これは間違いないと断言していい。

 

5年間の期間そうであった以上、『初手狼2騙りが「大いに」あり得る』という論法を用いて4-1進行を議論されるのは疑問である。

 

結局のところ、初日4-1白進行はほぼ占狂狼狐であるという前提で進行した方がトータルの勝率は高くなるはずである。

 

もちろん、環境が変化し「17Aで初手2騙りする狼が一般的である」となればそれに重きを置いた形に考え方を変えていけばいい。

自分がプレイしている場次第であるという話。

少なくとも、わかめて鯖とるる鯖においてはそんなことはなかった(今は知らないが)。

 

その上で、この進行が狼2騙りに完全に対応していないわけではない。

信用勝負を仕掛けてくる分岐Aのパターンならば、霊能がほぼ生存した状態での信用勝負で村側はアドバンテージを得ている。

2騙り占い即噛みにおいても、結局は潜伏狼狐を吊るゲームである。

 

村側は、潜伏狐→狼と吊るゲーム

(霊結果●が見えた時点で占いロラに移行するため先に狐を吊らないと、狼側がアクションを起こさない限り狐勝ちになる)

 

狼側は、潜伏狐を吊った上で潜伏狼が生き残るゲーム

 

潜伏人外を吊れるかどうかというだけの話。

 

 

2.3    補足

・平和 → 占い候補死体の場合

分岐Bに移行するだけ

 

 

・分岐B-2について

『狼が吊れている場合、破綻占い→残った占いの順で吊ってLW潜伏勝負。』

残った占い1名に真は一応あるが、ロラする理由:

占狼残りか狼狐残りか判別不可能なため。先にグレーを吊りにかかり、2狼目が吊れた場合狼狐をどう吊るか悩むことになる。

 

→ 他の分岐で霊結果●が見えた段階で占いロラする理由でもある。

 

一応ついでに書いておくと、死体占いを行っていない占い師は視点狂人が2名いるため破綻している。

 

 

『狼が吊れていない場合、残った占い2名を残したままグレー吊り継続(当然噛まれ占いの○のみ考慮)。

狼が吊れた時点で占いロラ。狼が吊れないまま8人日を迎えるようなら狐盾(後述)。』

このパターンで占狼残りになっていた場合、狼が吊れないまま狐盾を考え出すと狐がいないのにハマることがあるので注意。

一応残った占いには真があることは忘れないように。

 

 

・分岐Bでぐるぐる対抗占いに移行する理由

この進行が狙っていることは『狼に占い候補を噛ませること』。

4-1霊護衛固定も狼に占い候補を噛ませるため。

 

1候補噛めても、残った占いが対抗占いをする場合、狂噛みを恐れるなら狼はまた占い師を噛む必要が発生する(真残りならいずれ呪殺が発生するため)。

 

初日は1/3で真噛み、1/3で狂噛み、1/3で狐噛み平和の2/3でデメリット発生。

噛めても次は放置して呪殺発生を恐れるか1/2で狐噛み平和のジレンマ。

 

霊護衛固定されている以上は占い候補を噛みたいが、占い候補を噛むことにもリスクがかなり伴う。

狼からすると嫌な盤面になる。

 

 

・霊欠けの4-0の時どうするか。

霊欠けの場合、グレー吊りグレー占い指示は狼が占いを噛まない選択を容易に取れてしまうため推奨しない。

恐らく相互占いかコの字占い+護衛指示が一番よいと思われるが、本稿では掘り下げない。

 

 

3        終わりに

4-1白進行は度々話題がループするため今回この記事を書いた。

初手からロラ、相互占い、PET、コの字占いと様々な進行が開発されてきたが、この進行が一番安定していると思われる。

 

4-1白進行は可能な限り狼に占い師を噛ませたい。

出てきた狐を最大限利用できるなら利用した方がいい。

 

単純に占いロラして3吊り2狼を頑張るよりよっぽど賢いと思わないだろうか?

 

 

終わり